いったいこれは・・・?

「今までにない企画を!」「インパクトがあるデザインで!」などとご依頼いただくことがある。

コルペラにご依頼いただく以外にも、世の中には奇抜で派手なアイデアやデザインが溢れています。
それはあらゆる情報飛び交う現代社会において、商品やサービス、会社を知ってもらうことすら難しいという側面があるからでしょう。
しかし、一見インパクトがありそうに見えるこれらのアプローチには、持続性のある価値や本質的な意味を見失う危険性が潜んでる。
インパクト志向のデザインや奇をてらった企画のあり方は時として必要であるが、それ一辺倒では事業そのものを見失う結果にすらなるのではないかと思うのであります。

虚構性の罠

奇抜なデザインや企画は一時的な注目を浴びるかもしれないが、その背後にある本質的な価値や意味が不明瞭であることがある。
見た目のインパクトだけでなく、実際のユーザー体験や製品の機能性を追求することが重要。
虚構性の罠にはまることで、短期的な成功は得られても、長期的なブランド価値や信頼性が損なわれる、または構築できない可能性が潜んでいる。

ユーザーエクスペリエンスの重要性

奇をてらったデザインや企画が持つインパクトは一時的で、ユーザーエクスペリエンスに繋がるわけではありません。
製品やサービスの使いやすさ、効果的な機能の提供が優先されるべきで、ユーザーが製品やサービスを実際に使用する中で得られる価値こそが、持続的な成功に結びつくのだ。